ピエモンテ紀行、ご報告③
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 この度は長期休暇を戴き、3年振りのスタッフ研修へ行って来ました!
おかげさまでピエモンテ州の醍醐味を感じる大変有意義な研修でした。
少しずつですがご紹介していきます。

 カレマ散策後、同行のビエッラ在住コーディネーターさんお勧めの食事処へ。ほど近い
ところにセッティモ・ヴィットーネという地域があり、そこの「Marenda Sinoira(マレン
ダ・スィノイラ)」という食堂へ連れて行って頂きました。
  
「Marenda Sinoira」は店の名前でもありますが、伝統的に朝から晩までずぅーっと営業す
る食堂の総称で、ここ一帯だけに通じる言葉とか。メニューはなんと前菜とプリモだけ!
周辺はバイカー人気のエリアなので、そのお腹を満たす食堂として発展したそうです。
  
 サラミや肉のカルパッチョ、栗の甘煮や牛肉のカルピオーネ…etc
とにかく前菜の種類が多いこと多いこと!そこには必ず、たっぷりのバターやモスタルダ
が添えられています。オリーブオイルではなく、バターたっぷりなところはピエモンテの
豊かさを感じます。
  
 店の名物も土地柄アオスタ伝統のズッパ(写真右)。これは、もはや煮込みなのでは?
と思われるヘビーな1品!

 シェフも知らなかったスタイルの食堂でしたが、オストゥ(食堂)という店名を掲げて
いるだけに、今後の店の発展に大変参考になるお店でした。
 次回はもっと万全な体調で前菜全て制覇する意気込みで行きたいと思います。

2015年9月29日 少し寄り道Lessona、駆け足でBoca&Gattinaraへ
 翌日は、またビエッラを拠点に東へ車移動。
この日はカンティーナを3件巡るというタイトな一日となりました。
 
 これらの土地はランゲ以上にワインの歴史を持ち、その昔はバローロよりも有名だった
そう。けれど19世紀の産業発展で畑が手放され、ワイン造りが衰退した歴史もあります。
レッソーナの方は、それを【我々の愚かな歴史】と少しキツイ言葉で表現していました。
 
 でも悔いるだけでなく、産業が盛んな時期もワイン造りを止めなかった南ピエモンテの
造り手から学ぶ事は多い、とも言っていたのが印象深く残ります。
 ランゲのワイン進化は言うまでもないですが、今や北ピエモンテのワインこそピエモン
テらしさが味わえると言われるまでになっています。今回巡った3件は、どんなに時代が
移っても、強い情熱を持って邁進している人はいるんだと思わせる生産者でした。

2015年9月30日 念願のBiella散策
 実は同行のビエッラ在住のコーディネーターさんとは、シェフがまだ修業時代からの知
り合いで、もう十年近いお付き合いになります。前回の研修時も一日同行して頂き、いつ
か“ビエッラ行きます”と言ってなかなか実現出来なかったので、念願叶っての訪問です。

 訪れた人は皆、感激するスーパー「MOSCA」。惣菜がとにかく豊富で、分かり辛い
写真ですが「カルネクルーダ」も買えちゃう。しかも盛ってあるのが陶器皿なんです。

フニコラーレ(ケーブルカー)で昇る旧市街。14・5世紀の建物が見られます。

名物のウェハースチョコ「カネストレッリ」も食べました。 旅の〆は、何と贅沢にも
「ポルチーニバーガー」にかぶりつき!!! マリアージュはビエッラの街中に工場が
ある、メナブレアビール。これ、生です。
 カンティーナもレストランもこの日はお休みして、観光客として満喫した一日でした♪

 ビエッラの地を後にして、今回の北ピエモンテ紀行は終わります。
 その後、ロンバルディア州→エミリア・ロマーニャ州と巡るのですが、
ひとまずご報告は終えますね。お付き合い頂き、有難うございました。
 余裕があれば番外編と題してその後の訪問先を書こうかと思います。
その際はまたお付き合い下さいませ…では。

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